5月25日、丸塚中学校にて、ふれあい体験が開催されました。
前々日には、命の授業を受け、命の大切さ、不思議さを感じてくれたのではないかと思います。
前日には事前授業を受けました。
赤ちゃん人形をだっこしたとき、ポイッという感じで隣の席の生徒さんに渡してしまい、スタッフに再度だっこさせられた生徒さんもいたり、赤ちゃんってこんなに重いの?とビックリした生徒さんもいたり、赤ちゃんに対してのイメージが少しできたかなと思いました。
当日の流れを確認したり、手遊びの練習をしたり、気分を盛り上げました。
そのあとのお掃除は、隅っこの埃もオリジナルの棒を使ってきれいにしてくれました。
やり残したお手洗いの掃除も「私がやります」とすぐに取りかかってくれて、とても清々しい気分になりました。
当日の朝も、拭き掃除してくれて、ピカピカの体育館でふれあい体験は始まりました。
参加くださった親子さんが81組、サポートボランティアさんは56名と、大勢の方にご協力いただきました。
初夏の日射しの中、駐車場係さんは、体育館とグランドを何往復もしてくれました。
小さな男の子の手を繋ぐ大きな男子中学生、その姿に、十数年後のお子さんの姿を想像するお母さんもいたのではないかしらと、私もほのぼのした気持ちになりました。
お迎え係さんが、「靴をここに入れますね」と親子さんに話しかけると、それに対してお母さんが「ありがとうね」とニコっと笑って答えてくださっていました。
頑張る姿を見ると、思わず笑顔になります。
開始時間が迫ってくると、次から次に親子さんが来校されて、目が回る位忙しくなるのですが、受付係さんは、テキパキとしっかりグループ分けをしてくれていました。
目新しい場所にビックリしちゃう赤ちゃんもいたりする中で、会場係さんは、名簿や封筒書きをお願いしたり、赤ちゃんをあやしたりと、一生懸命、頑張ってくれていました。
ふれあい体験が始まると、緊張した雰囲気の中、まず自己紹介をします。
その後、手遊びをすると、さっきまでカチカチだった会場の雰囲気が一気になごやかムードになりました。
お母さん方は、貴重なアルバムや、母子手帳、タブレット、浜すくファイルなどを持ってきてくださって、妊娠中のこと、育児のこと、お子さんのことなど、たくさんお話を聞かせてくださいます。
生徒のみんなは、きちんとした姿勢で、興味津々で聞いてくれました。
お話の後、おやつの時間の前には、小さな赤ちゃんの手をふいてあげます。
まるのままの赤ちゃんせんべいを、嬉しそうな顔でかじる赤ちゃん、とてもかわいかったです。
おやつがすむと、ふれあいタイム。
段ボールのトンネルを作ったり、積み木を積んだり壊したり。
小さな赤ちゃんには、絵本を読んであげたり、こちょこちょして遊んだり、生徒さんも色々工夫して、ふれあい体験を楽しんでくれたようでした。
抱っこ紐でだっこしたり、おむつ替えやミルクを飲ませたりする体験をした生徒さんもいました。
楽しかったふれあいタイムが終わると、教室に入り、ボランティアさんが絵本を読んでくださいました。
「ルフラン ルフラン」という手作り絵本です。
命のつながりを感じながら、今日の体験を振り返り、感想文、そして午後には赤ちゃんへのお礼の手紙を書きました。
生徒さんのアンケートには、楽しかった、もっと遊びたかったというものや、両親への感謝の気持ちを書いてくれる生徒さんもいました。
PTAの皆様、民生委員の皆様始め、近隣のスーパーや薬局、幼稚園、こども園、病院、協働センターなど……。
大勢の方にご協力いただき、本年度も無事に開催することができました。
本当に感謝しています。
ありがとうございました。
丸塚中担当 鈴木幸代
赤ちゃん人形を使った事前学習
会場の清掃
隅っこの埃もオリジナルの棒を使ってきれいに
ボランティアさんが絵本を読んでくださいました
その他の写真は後日掲載いたします。