曳馬中学校・・・ふれあい体験

ふわっと

2016年11月09日 22:43

11月9日、曳馬中学校で、ふれあい体験「だっこでギュッ!」が開催されました。

3年生7クラス252名、親子ボランティアさん85組98名、保護者ボランティアさん40名、ふわっと13名と3年生の先生方と体育館で1時間、お話を聞いたり、一緒に赤ちゃんせんべいを食べたり、おもちゃで遊んだりして楽しく過ごしました。


前日からの準備は、助産師の山田先生のお話でした。

かけがえのない命、一人で大きくなった訳では無い、回りのみんなに助けられ、自分がいる事で誰かの役にたっているんだよ。

また人とのコミュニケーションについて1円玉のお話もありました。

紙に1円玉の大きさを1回で書いてみよう。

するとどうでしょう。

殆どの生徒が実際の大きさよりも小さく書いてしまいました。

ちっちゃいという思い込みがあったのでしょうか。

人と話す時でも思い込みで向かい合わないで、良く見て良く聞いて、時間を過ごす事が出来たらいいですねと勉強しました。

親子ボランティアさんとのお話に役立てれたでしょうか。


その後、赤ちゃんの発達段階の話や当日の役割分担、駐車場係、お迎え係、受付係、会場係としての仕事の話、他校で行われた様子などを見て、楽しみを膨らませたりチョッピリ不安になったりしました。

また男女共同参画授業もあり、性別関係なくみんなが過ごしやすい社会を作っていく事が大切だと学びました。


そして今日。

ご近所の方でしょうか。

自転車やベビーカーでも沢山来てくださいました。

あっという間のふれあい体験でした。

最初はカチコチだった生徒さんもだんだん笑顔が出てくるようになり、赤ちゃんが授かった時の事や育てている今の苦労話や嬉しかった話、親子ボランティアさんは一杯お話を用意して来てくださいました。

小さな赤ちゃんをこわごわだっこしたり、積み木や絵本で遊んだり…、でもニコニコ赤ちゃんばかりではありません。

おもちゃを見せたり、おやつタイムを利用したり、泣き顔を笑顔に変える事も出来ました。

こんなに小さな時があり、みんなに愛情を一杯注がれて、今の自分達があることに気付いてくれたでしょうか。

正坐に始まり正坐でさよならが言えました。

名残惜しかったね。

代表の生徒さんも実際に赤ちゃんに会え一番身近な方の話を聞けて良かったと言っていました。


3年生の多感な時期に受験勉強とは違う何かを感じとって頂けたでしょうか。

お礼のお手紙も感謝を込め一生懸命書きました。

参加してくださった方々、楽しみにしていてください。

前日に雨が降り当日は風が強かったのですが、素敵な1日になりました。

ありがとうございました。

曳馬中学校担当 神村浩子


※学校の都合で写真の掲載はありません。


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